臨時役員会(お御堂の外壁について)

  8月26日

おみどうの北側(向かって左側)の外壁の問題について、役員さんに集まっていただきました。
この冬から、お内陣の修復にとりかかり、きれいにしていただく段取りなのですが、
夜、動物たちが運動会を開くときがあり、
いくらきれいにしていただいても、それでは意味が無いじゃないかということです。
動物たちというのは、主にコウモリ君とムササビ君です。
最近、ほとんど見ないんですけどね。
特にムササビ君は、数年前に屋根を葺き替えて以来、見なくなりました。
巣にできるような穴がなくなっちゃったんでしょうね。
ムササビ君には不自由なことをしました。
コウモリ君も少なくなりましたね。
住みにくくなっているんでしょうか…みんなどこへ行っちゃったんでしょう。
時々現れては、糞を落としていくくらいです。
キツツキ君(アオゲラ)もすごい音で突貫工事をするときがありますが、
まあかわいらしいもんです。
しかし、彼らが少なくなったからといって、侵入できる穴を放っておいていいとは言えないかも知れません。
増えているとうわさになっているのは、ハクビシン君とアライグマ君です。
外国からやってきた彼らは、この山里でも繁殖できるみたいで、畑のやっかいものになっています。
彼らは飛べませんが、木登りはお手の物で、板張りの外壁などすいすい登れるようです。
ムササビ君より体が大きく、糞も尿も大量ですから、天井が抜けたお宅もあると聞いています。
少なくとも天井に大きなシミができるので、張り直さなければならないそうです。
アライグマ君は、この辺りではまれに見る程度ですが、とても気性が荒いと聞いています。

というわけで、冬の修復工事に先立って、侵入できる穴をふさごうということになり、
思い切って外壁をやり直せないか、大工さんを交えて相談いたしました。
予算は、毎年いただいている護持金の範囲内で収めたいので、
大工さんにとっては、なかなか難しい相談だっただろうと思います。
(相談した大工さんは隣地区のお同行です)
200年前の雨戸には、ご苦労様とお別れをして、明るいサッシが入るかもしれません。
板張りの外壁は、新しい杉板に張り直す段取りです。

今日の話し合いをもとに見積もりをし直して、再度相談することになりました。