庫裏床下改修工事(玄関の間)

  10月7日〜11日

傷んだ床下を修繕していただけることになりました。
これは数年前からの懸案でした。
今回、床下にもぐった電気屋さんが、かなり限界に来ているようだと提言されましたので、
世話方の皆さんで改修を決めました。
シロアリの形跡もありましたが、現在巣くっていることはありません。
ただ、30年ほど前に一の谷川(お寺のすぐ隣の谷川)から鉄砲水が出て、床下に泥が入りました。
その湿気の影響で、大引や束が腐ってきたもと思われます。
今回は、床下すべてを新調していただきました。
これで、いっぱいのお客様が見えても、心配しなくてもよくなりました。



傷んでいる大引





床板をすべてめくりました。かび臭さが、お寺中に充満しました。



この部分はなぜか地面が陥没していました。束石が沈んで見えません。



これが流れ込んだ泥の跡です。



一応、シロアリ業者さんに入ってもらって、予防薬を施工していただきました。



大工さん1人で、床下すべてを新しくして下さいました。



建具屋さんも来て下さいました。開かない障子、けっこうありましたからね…



畳を元通り入れていきます



見た目は何も変わりませんが、縁の下の力持ちが一新されました。皆さん、ありがとうございます。