2013年 美和子が聞く

武周のお講さま 2月


当番 こにしさん

午後2時からおつとめ  お茶  法話2席

お御堂が修復工事が始まったため、今月からしばらく仮のお御堂(仏間)でのおこさまです。

お御堂に比べるととても小さな部屋なので、沢山の方がお参りするには不便なときもありますが、
阿弥陀様との距離が近くて、不思議な感じがします。
お内陣に安置されているときは、遠さと暗さでほとんどお姿を拝見することはできますが、
今はほんの数メートル、じっと見つめられているようで恥ずかしくさえあります。
こんなに近い距離なのに、なぜかお顔はよく分かりません。
表情をしっかりと確認することはできませんが、きっと優しいお顔なんだろうと想像しています。
そして後ろには四方に広がる「光」があります。

今回のお説教はこの「光」をご縁にして進められました。
仏様のお姿の中で、この「光」が一番大切なのではないかと。

最近亡くなられた方々のお姿、残された言葉を引用しながら、
どうもならん自分自身を抱えながら、仏さまに手を合わせておられる姿を通して、
のこされた人たちに光を見せて下さっていると話は続きました。

私もいろんな方が発しておられる「光」を感じたことがありますが、
思いがけない瞬間に感じたときなど、その光に照らされた自分自身が
恥ずかしく思えたり、愛しく思えたり、不思議な気持ちになります。