2013年 美和子が聞く

武周のお講さま 9月


当番 かみやしきさん

午後7時からおつとめ  お茶  法話2席

西雲寺だよりは、もう、お手元に届きましたでしょうか?
今月のお講さまは、その最後のページに載せた、
「おかみそり」のお誘いから始まりました。

私が御本山でおかみそりを受けたのは7年前です。
一泊の本山研修の時に、3人の娘たちを含む、
多くのお同行の方々と一緒に法名をいただきました。
住職に「2番目の誕生日、おめでとう」と祝福され、
帰りのバスは、皆さんの法名の話でとても盛り上がったことを覚えています。

私の法名は「釋清和」といいます。
一文字目の「釋」は、仏弟子になったことを意味するため全員同じです。
その後に続く漢字はみんな違うのですが、
基本的にお経の文字が使われるそうです。
私には俗名の「美和子」からひと文字使われていますが、
これも入ってたり入ってなかったり・・・
自分の名前が入っていると親近感が湧く気もしますが、
せっかく自分に与えられた文字ですから、
全く違うご縁をいただくのもいいように思います。
「美」「和」「子」と、「清」。
両親にいただいた名前と同様に、
私のためにつけられた名前ですから、
その文字に含まれる意味をかみしめたいです。

すでに、法名をいただいている方は、
その意味を住職に聞かれてはいかがでしょう?

私は、おかみそりを受けて仏弟子になるということは、
私たちが仲間だと宣言することだと思っています。
生きている道筋は違っても、向かっていくところが同じ仲間。
苦しみは一人一人違っても、共に歩いていく仲間です。

来春のおかみそり、一人でも多くの仲間が誕生するのを楽しみにしています。