本堂修復工事  電気配線工事

  7月中旬

せっかくお御堂がキレイに修復されたのに、電気の配線が古いままでは火災の危険性もあるとのことで、
地元の電気屋さんに天井裏を見ていただくことになりました。
この本堂は、約200年前に火災で全焼しているのです。

体の大きな電気屋さんが、足場をギシギシ言わせながら高い天井裏へと消えていきました。



天井裏には、ぎっしりと組まれた梁や桁が。 そして、再建を手がけた大工さんの筆がありました



文化3年とは、1806年のこと。今から約200年前ですね。



最上部の棟木を見上げます



曲がりくねった材木を上手に使ってあるのに見とれてしまいました。
そして、200年のほこりを一身にかぶる電気屋さん。



電気屋さんの足と比べて下さい。すごく太い材木です。



昔ながらの造作で材木を組んであるのにも見とれます。材木の収まる位置を墨書してあるのも分かります。



取り外された、古い配線です。