2014年 美和子が聞く

武周のお講さま 7月


当番 どうめさん

午後7時からおつとめ  お茶  法話2席

なんとなく、心の中が気忙しくて、
文章を書くのをサボってしまいました。
ごめんなさい。

7月のお講さまは「お盆」に関係する話でした。

久々に故郷へ帰って、仏壇やお墓の前で手を合わせるとき、
私たちはどんなことを思うのでしょうか?

もしかしたら「家内安全」とか「合格祈願!?」とか、
神社と間違えていろんなお願い事をしちゃったりして・・・

しかし、残念ながら、ご先祖様をはじめ諸仏の方々にそんな力はありません。


実は私たちだって、そんなこと百も承知で、
分かっているんだけど、お願い事、しちゃうんです。

「分かってても、やってしまう」、
自分ではどうすることも出来ない「自分」を抱えて、
私たちは生きているんです。

それは全く頼りない話ですが、だからこそ、
何回でも確認しなくてはいけないんだと思います。
私たちが、いかに弱い存在で、何かに頼らなければ生きていけないことを。

そして、前を歩いてこられたご先祖様のうしろ姿の中に
かすかでも道しるべを感じられたら、
それを頼りにして生きていけばいい。

お説教で何回も何回も聞いたことがあります、
聞いては忘れ、聞いては忘れることの繰り返しですが、
忘れるから、また、聞かなくちゃいけないんですよねぇ。


お盆の数日間は、日常と少し違った不思議な時間だと毎年思います。

仏様に手を合わせるとき、
懐かしい方々の、なつかしいうしろ姿を、ちょっと思い出してみませんか。