12月31日
平成28年、大晦日
除夜の鐘は一般的に108個の煩悩を消すためにつくと言われていますが、
僕は村のおじじおばばたちからそう教えてもらったことはありません。
そう書いてあるお経さまも読んだことがありません。
鐘はゴ~ンという音で何かを知らせるシンプルなものです。
普段なら法要の開始とか時刻を告げてもらい、除夜の鐘なら煩悩の深さを知らせてもらう、そう教えていただいてます。
時刻を告げるには7つでいいけど、煩悩の深さ(おじじおばばの言葉でいえば自分が重ねてきた業の深さ)を表すには
とても7つじゃ足りないんだと教わりました。
たくさんの方が除夜の鐘をつきに来てくださいました。
ありがとうございました。