3月28日
当番 かんざさん
ご本山から年に一度、布教師さんがいらっしゃる「お差し向け布教」。
西雲寺へは、毎年6月にいらっしゃいますね。
今回、ご縁をいただいて住職は3月に北海道へ布教に行ってきました。
今月のお講さまは、一週間すごした北海道で感じたことを中心に進められました。
福井から見れば北海道ってすごーく遠いように思います。
一生に一度か二度、旅行に行けばいいほうで、
同じ雪国と言っても、厳しい冬の寒さは想像しても実感がわきませんし、
北海道での暮らしってピンッとこないです。
しかし、その北海道にも仏光寺のお寺があるんです。
住職は初めてお参りした北海道のお寺で、仏光寺のフシが聞こえたとき、
とても不思議な気持ちになったそうです。
懐かしい気持ちになったそうです。
遠く離れた北海道がすごく近く感じたそうです。
北海道には開拓の歴史があり、その時、北陸からもたくさんの方が北海道に渡られたそうです。
慣れない土地での厳しい暮らしの中で、
支え合って生きてこられた方たちを思うと、
その心のよりどころとして、お寺が存在し、今も続いていることに私は感動しました。
あぁ、仲間がここにもいたんだなぁって。