平成16年度 報恩講初日







いい機会ですから、お内陣をおおまかに見ていただこうと思います。いっぱいに下がって撮ったのですが、全体を写しきれませんでした。白抜きの丸数字の順に。


















@左余間(ひだりよま)です。今日は4幅の軸が掛かっています。向かって右から、前住職一彦、聖徳太子、七高僧、前々住職後斗院の4幅です。在所ごとに白い袋に入れて、明日のお帰りの際にお持ち帰りいただく品をおかざりしています。
















Aご開山(親鸞聖人の絵像)です。機会があれば、もっと近寄って見ていただきたいところです。お花は、ボクを使って活けてあります。手前の金色の箱のある畳は、本来はご門主がお座りになるところです。

















B宮殿(くうでん)といい、阿弥陀仏の立像がおさめられています。普段は、お花とろうそくと香炉の3つが並びますが、報恩講は、お花も1対、ろうそくも1対で華やかです。手前は登降座といい、明日の大逮夜に使います。
















C宮殿を横からみたところです。昨日作っていただいたマルモチを始め、報恩講のときはおかざりが華やかです。普段はごぜんさまだけですが・・


















D真空上人(前々門主の絵像)です。現在使っている5線譜をお作りになった方です。手前の黒塗りの箱は、ご勧章(歴代ご門主がお書きになった手紙)が数冊おさめられています。江戸時代のものと思われます。
















E右余間(みぎよま)です。報恩講のときには、ご絵伝といって、親鸞聖人の一生を4幅の掛け軸に描いたものを掛けます。これも機会があれば、詳細に見ていただきたいものの一つです。

















初日の今日は、お逮夜、お初夜とつとまりました。お参りになられた皆さんのお心を感じます。


















今日も、朝早くから夕方まで、台所は大忙しだったようです。表には出ませんが、ここが屋台骨でしょう。


















夜の9時。お初夜が終わり、明日を待つ台所です。この屋台骨が再び活気付くのは、明日のまだ夜が明けやらぬころ。大変、僕も早く寝ないと。

















         戻る