雪囲い 2回目

12月5日日曜日、
雨の降る中、村の方々が雪囲いをして下さいました。
本当に大変だったろうと思います。
こんなご苦労は、なかなか表には出ませんが、
200年のケヤキの柱や縁板には、
このようなご苦労が、ぎっしりと染み込んでいるのでしょう。
自分を教え育てて下さった、ご先祖を思う気持ちと同時に、
おぞい我が身を照らし、平等の大地を願う仏法を思う、
そんな香りが、ケヤキの柱や板から漂ってくるようです。
夕方からは、冬の到来を知らせるように、
アラレ混じりの強い雨になりました。
今年もまた、雪囲いが頼もしく感じられます。
私は、残念ながら全く手伝うことができず、
下の写真は美和子の撮影になります。
ご苦労の一端を、見せていただくばかりです。





三角の屋根が、本堂屋根から落ちる雪を割ります。



1月には、この波板の上まで雪がたまることでしょう。



しだれ桜の支柱を立てるのも、たいへんな作業です。



仕事の後は、やっぱりいろりです。



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