平成17年 お年頭(2日)

1月2日 雪のち晴れ
今朝は、参道の雪かきから始まりました。
積もったばかりで雪が軽いので、「雪はね」でした。
皆さんがお出での時は、道路もちょうど除雪された時だったようです。

今日の大ニュース・・畠中町の方々が本堂でおつとめ!
寒い中を、老若一緒に、行譜正信偈六首引きをつとめられました。
畠中は、5,6年前まで毎月お講様を開いていた歴史があり、
若い人も、そんな故人の後姿を見てきているのです。
今日のおつとめのお申し出は、私にとっては突然でしたが、
仏の眼から見れば、決して突然ではなく、念仏の歴史のうねりの掌中なのかも知れません。
目には見えませんが、これを仏の力と言わずに何と言いましょうか。
・・・・正信偈「おうげんえこうゆたりき―往還の回向は他力による」
畠中で亡くなっていかれた、大〜勢の方々の温かみを感じます。
おつとめは、決して死者への供養ではありません。
おつとめは、救われねばならぬ私たちへの呼び声だと思います。
念仏を大事になさった無数の方々の姿を念じて、
(畠中の方にとっては死者ではなく、とてもリアルなはずです)
(私たちも私たちにとってリアルな方々を念じて)
こっちへ向けよという声を受け取り、声に従って生きていくことです。
・・・・正信偈「きみょうむりょうじゅにょらい―帰命とは仰せに従うこと」

今日は、畠中町、謡谷町、清水町坪谷、宿堂町、風尾町、別畑町と、
6つの町内が4つの部屋に分かれて、正月の挨拶を交わされました。
西別所町の方もお見えになりました。
以下はその様子です。



畠中町のおつとめ。ぜひ来年以降も続けていただきたいものです!!




おとその杯を傾ける畠中町、謡谷町の方々。




その後「式台の間」にて。普段は福井市街にお住まいの方が多いですね。




清水町の坪谷地区の方。この地区は、役員さんが毎年変わります。




「お仏間」にて。運転さんの方はウーロン茶。恐縮です。




土肥さんと松田さん、我が家のお正月もあるでしょうに、ありがとうございます。




壮観!ですが、これだけじゃありません。
お刺身・葉わさびは冷たいところを、ごはんと豆の粉のおつゆは熱いところを。




風尾町、宿堂町のみなさん。住職から、昨年の報告と今年の行事予定などを聞きます。




「御簾の間」にて。お料理をきれいに召し上がって頂いたと聞きました。




別畑町のみなさん。重誓寺さんが亡くなられたことも報告されました。




「御簾の間」にて。むかーしから酒とご縁の深い町内だそうで・・







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