電気工事 (本堂にコンセントを増設していただきました)

7月31日
日曜日、平日勤務の方々はゆっくり休暇をとるべきところですが、
村の二人の電気屋さんが、ご厚意で工事に来て下さいました。
一人は現役バリバリで、もう一人は元電気屋さん現瓦屋さん。
お二人は切っても切れない深い仲だそうで、
工事中の二人の掛け声が合っているのか合ってないのか、僕には分かりませんでした。
「配線を見せない主義」ということで、ずっと床下にもぐっての工事でした。
たまたま、建具屋兼大工の村上さんも寺を訪れたので、
これ幸いとお願いして、コンセントを埋め込む穴を開けていただきました。

今まで、あの本堂にコンセントは一つだけで、
先月の永代経で扇風機を4台回すのに、あちらこちらから延長コードが延びているのを
お同行の方が見るに見かねて、工事をしてもらうことになった訳です。
扇風機もそうですが、最近は冬になると温風ヒーターも使いますし、
お説教の時のスピーカーにも電源が必要です。
何より掃除機を使うのにとても不便でした。
昔の配線で容量も小さく、掃除機2台を同時に使うことはできませんでしたので、
増設していただくと本当に助かるのです。



玄関の間の畳をまくり、床下配線の段取りです。



5月に下水の配管で設備屋さんが潜った穴。今年はこの穴が大活躍です。



床下配線用のパイプを通します。100メートル近く使ったとか。



後ろに見えるのが、寺全体のブレーカー。ここがスタート地点です。



村上さん(通称ひこじろさん)。柱はケヤキですが、穴を開けた材木はマツだそうです。



職人技にあこがれる歩。一日中後ろをついて回っていました。



本堂の床下。配線を4カ所に分岐させているところです。昔、ボールを拾いによく入ったなあ・・



目が慣れてくると、ぼんやりと手元が見えます。宝があった、なかったと冗談ばかり。



時々、現職の瓦屋さんに戻り、傷んだ所を直して下さいます。犬の散歩中に見つけたのだとか。



ついに完成。ホコリが入らないようシャッター付きです。これが2カ所。



お内陣にも2カ所、コンセントを増設していただきました。





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