今日は、23日のご法事のときに皆さんにお配りした『歎異抄』についてのご法話でした。 親鸞聖人の没後、最後の直弟子となられた唯円が遺されたものです。 住職はこの文章がとても美しいと、少し読んでくださいました。 古文なので、意味が分からないところが多々あるのですが、 住職の口からすらすらと出てくる歎異抄は、確かにとても美しく、 不思議と私の心に流れ込んでくるような気がしました。 一度呼んでみてくださいという住職の薦めにしたがって、 お説教のあと一度開いてみたのですが、 自分の目で読み進もうと思ってもつまづいてしまって、 耳から入ってきたあの時の感覚はなかなか得られませんでした。 お手軽な訳文もあるらしいのですが、唯円が書き遺した原文からしか 得られないものがあるはずです。 彼が私達に残したメッセージ、私もこの歎異抄のすばらしさを実感したいです。 少しづつでも、自分の力で読んでみます。 |