今日の法話の中心は「生きる意欲」です。 意欲といっても、自我の欲求を満たす類のものではなく、 もっと強くて確かなものの事だというお話です。 正直に言いまして、今回の法話は私にとってはかなり難しい内容でした。 聞こうとするほど、本当に頭がこんがらがってしまって、 楽しみにしていたはずの時間が、とても苦痛になりそうでした。 しかし、法話の途中で、住職がおっしゃった、 「直感で受け止めてください」という言葉で、ずいぶん楽になりました。 法話を『理解しよう』とするのではなく、 『感じる』のなら出来ると思ったからです。 感じただけなので、私がどう受け止めたのか、 文章でうまく表現することが出来ませんが、 こんな聞法の仕方もあるのだというとても貴重な経験でした。 感じ方は本当に人それぞれなので、 やはり、自分の耳で聞かなければいけないのだと改めて思いました。 |