聞いて、聞いて、そして聞く



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お願いいたします。


その1



この後ろ姿。
いくつもの後ろ姿に、仏法が大事なんだぞという声を聞きました。
退院後やっと歩けるまでに回復なされ、体調も少し良くなったお婆さん、
「昔ようお説教を聞かせてもろたあ別院っぺ連れてっておくれんけの」
と僕を誘い、近所の方々に電話をかけ、
おあさじ(早朝のおつとめとお説教)がある東別院へお参り。
「朝の方が、みんなの仕事の邪魔にならんでのう」
「いっつあ(一座)でも参らしてもらわなの」

光は速い、宇宙は広いという話を、うつらうつらと拝聴。
しばらくして、糞中の穢虫、居を争うて外の清きを知らず
残水の小魚、餌を争うて水の渇することを知らずという格言。
今までの話は、このことをいいたかったのか・・
仏法を聞こうとしない罪をお知らせ下さったのだろうけど、
宇宙の果てが分からないのと、お浄土が分からないのとが
重なってしまって、浄土なんか分かりっこないという後味だなあ・・
最後、罪業深重煩悩熾盛の我が身を知らせてもらうのがお念仏
との言葉が響きました。


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