上山研修旅行・1日目

5月29日

農繁期も過ぎ、行事なども一段落したひとときをいただきまして、
京都へ上山研修に行って参りました。
福井市街地にお住まいの方から、武周、西安居、坪谷の各地区を始め、
鯖江・旧武生に至るまで、18名のお住まいは様々でしたが、
寝食を共にするにつれ、以前から友人であったかのように
おつきあいができたことに、一泊旅行独特の味わいがありました。
自分の気分だけだと「楽しかった、思い出やった」と締めくくりますね。
しかし、仏法を大事に生きられた先輩の後ろ姿に思いが至る時には、
生活のただ中で教えを聞いて行かれたその後ろ姿に、
そうやった、この旅行もいろいろな方のおかげがあったからやなあと、
やっと、やっと、気付かされます。
たった今も電話がありまして、
「みなさんおけがはございませんでしたか?」という保険担当の方でしたが、
普通なら仕事上の電話としか聞こえてこないはずが、
こんな方にもお世話になっていたのかと聞こえてくるのですから、
本当に不思議です。
ですからやはり、大事なのは自分の感覚ではなくて、仏法、
具体的には仏法を聞かれた先輩の姿なんだと改めて思います。
宗祖の教えを聞く場、そして亡くなられた先輩方を偲ぶ場へと、
2日間を通して行って参りましたので、ご報告いたします。


到着後、一番にお参りしたのは西本願寺。



続いてお隣、興正寺の両堂を参拝。



昼食後、余裕ができたので、植髪堂に参拝し、宗祖の生涯を聞かせてもらいました。



お世話になった運転手さんとガイドさんと一緒に、青蓮院のお庭を拝見。



佛光寺本山到着。屋根が葺き上がった大師堂に代わり、阿弥陀堂を修復中です。



上山式にて、この娑婆で法を聞くとはどういうことかをお話いただきました



白書院にお出ましいただき、「教えを聞いていってほしい」とお話下さいました。



阿弥陀堂のお内陣にて、正信偈の言葉を手がかりに七高僧のお話を拝聴。



阿弥陀堂の畳拭き。工事中で汚れているお縁や階段も拭きました。



明朝・帰敬式での代表者(誓いの言葉etc)を、割り箸クジでドキドキの選出。




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