1月15日 お内仏報恩講

数日来の雨で雪のカサがぐっと減りました。
杖をついてお参りされる方もいらっしゃるので、地肌が見えるのはありがたいです。
今日のお内仏報恩講も、年中行事の一つではありますが、
あらためて、報恩講を勤める意味を聞き直そうと思いますと、
正信偈の中の一節、「一生悪を作れども、弘誓にもうあいぬれば、安養界に至りて・・」
という言葉が響いてきます。
宗祖、親鸞聖人は、ただひと言「阿弥陀の誓いにあってくれ」と
おっしゃっているように思います。
それは誰におっしゃっているのかと思ったら、
実は他ならぬこの僕に対してだった!という驚きがあります。
「阿弥陀の誓いにあう」というのも、決して雷に打たれるような奇跡的な事ではなく、
「阿弥陀の誓い」を大事に生きられた先人の姿に学ぶことに他ならないと思います。
先人には、生きておられる方もいらっしゃるし、亡くなった方もいらっしゃいます。
実際、何人も具体的に顔を思い浮かべることができます。
これは本当に幸せなことです。
この先人の代表が、親鸞という750年前のお方だということだと思います。
顔を思い浮かべるのはちょっと難しいですけどね・・


今日は朝から4人もの方が来て下さいました。



坊守がねかせた(作った)納豆を、刻んで、すりつぶします。



こんな一品、去年もあったかな?新メニュー?



一服の時間には「バームクーヘン」がふるまわれたそうな・・



午後4時からおつとめ。(ビデオファイルはこちら wma形式-450kb-12秒)



夕方のおときには、アツアツの納豆汁。さっそくお代わり。



このおばあちゃんもお代わり。



こちらでも。奥の年配の方は3杯目。



ここに写っている方は、ほとんど3杯目。



7時からは、お勤めの後、法話。話す側も法を聞かせていただきます。



法話のあとはぜんざい。昔の苦労話に花が咲き、お手伝いの方も一緒に楽しいひととき。



夜分遅くまで、本当にありがとうございました。





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