お内仏報恩講

1月14日

報恩講といえば、念仏の教えを大事にする者にとっては、
一年で一番大切な日だと古くから伝えられてきていますが
よく考えてみると、このお寺では一年に三回も報恩講をつとめるのだと知りました。
当たり前のようにつとめてきて、今まで特に意識したことはなかったのですが、
なるほど、私はとても信仰心の厚い土地に育てていただいんだと、
改めて嬉しく思います。
行事を勤めるのは骨が折れます。
今回は、在所うちだけのこぢんまりとした報恩講ですが、
朝から4人もの方が台所の手伝いに来ていただきました。
それ以前にも、納豆を寝させる(大豆から作ること)ために、
何度も足を運んでいただいていますし、
お飾りの餅も作っていただいています。
足腰が悪いのに、寒い中をお参りして下さる方も本当に大変だと思います。
仏事をだんだん縮小していこうという流れが、過疎の田舎にも始まっています。
しかしながら、みんなと同じところで生き、同じところへ帰って行くことができる
そういう念仏の大地を教えて下さった御恩に感謝する報恩講を、
力の及ぶ限り大事にしていきたいと思います。





ここらへんの名物料理、納豆汁のしたごしらえ。



夕方のお参り。







ワサビは厳冬期が旬です。











武周の長老方も、元気に納豆汁をすっていただきました。



武周へ養子に来られて・・・年。今やこのクサい納豆汁をおかわりなさってました。



夜のお参り。







最後は小豆をふんだんに使ったぜんざいでした。




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