本堂地区の御道場(本堂のお講さま)

3月3日 夜6時より

本堂のお道場へ、美和子と2人でお参りする御縁をいただきました。
毎月のお講さまがつとまる27日に寄せていただく段取りでしたが、
お通夜と重なったりして、日にちが変更となりました。
一緒にお参りし、食事をいただいて、普段の道場のお姿の一端を見せていただきました。
数年前までは、当番の家の人が、まかないのすべてをなさっていたそうです。
家で精進のおかずをこしらえ、人数分をパックに詰め、
必要ならばストーブなどと一緒に、一輪車で運び込んでいたそうです。
現在では、ストーブも十分備えられ、料理も仕出し屋さんにお願いするようになっていますが、
当番の方が、おつゆの具と漬け物とを持参して、かいがいしく接待されていました。
また、この道場には、隣に住まいしてお守りをなさる方がおられます。
有り難いことに、2年ほど前に、若いご夫婦が後を継がれています。
残念ながら、お講さまのおつとめには会えませんでしたが、
在所の方が御勧章を拝読して下さり、それを聴聞することができました。
また、みんなで一緒に恩徳讃を唱和しました。
柱の中まで、念仏の教えを大事にしてきた伝統が染み込んでいるようで、
顔も名前も知らない先輩方の後ろ姿をを感じるようでした。
ですが、食事が始まると一杯、また一杯と調子に乗って杯を重ねてしまい、
写真を撮ったり取材をするのを、すっかり忘れてしまいました。
本山へ旅行に行こうと盛り上がっていたのを、辛うじて覚えています・・・(一哉)


念願の本堂道場に参らせていただきました。
皆さんがあんまり温かく迎えてくださるものですから、
すっかりリラックスして、居心地のいいひと時を過ごさせていただきました。
西雲寺のお御堂のように、デンッと構えた雰囲気も堂々としていて好きですが、
本堂の方々が、わが家のようにくつろいでいらっしゃる表情も印象的でした。
夕食はとても豪華なお弁当でしたが、
揚げのおつゆに本堂の味を感じることが出来たことは、とても貴重な体験でした。
私まで家族の様に温かく迎えてくださったこと、本当に嬉しく思っています。
ありがとうございました。(美和子)




お道場全景。屋根の葺き替えなど、大きな普請が始まったところ。多くはボランティア作業だそうです。



今夜の当番をつとめるご主人。みなさんを出迎えておられます。



御勧章拝読。「・・ただ命のあらん限りは仏祖の恩徳報謝の称名はげむべきものなり・・」



やかんの中身はお茶ではありません。ストーブの上で上手に燗をなさっていました。



道場の若奥さんを中心に、お味噌汁の接待。おかわりまでいただきました。



ピンぼけしてますが、このご主人の足下に弁当箱が見えます。一人一人が白飯を持参なさるのです。



ここから先は、ちょっとも取材をしない僕の代わりに、お同行の方が撮って下さいました。



女性の方々です。みなさん、痛んだ体をおして、毎月お参りなさっているようです。



今までの工事のご苦労が偲ばれます。まもなく、新しい写真が加わることでしょう。





「みなさんの西雲寺」へ戻る


トップページへ戻る