2009 美和子が聞く
武周のお講さま 6月




当番 さぼんさん


夜7時からおつとめ  お茶  法話1席  

今月は一哉氏が不在のため、住職が時間をかけてお説教してくださいました。

参道の掲示板に掲げられた
「自分を信ずるという傲慢(ごうまん)の人には かならず空しさと孤独が しのび寄ってくる」
という言葉をご縁に進められました。

この「空しさと孤独」とは、苦悩そのもの、
私の「居場所」がない状態のことを言うのではないかと
話は続きました。

住職のお説教は、とても難しいです。
しかも、中身は流行の「癒し」ではなく、
自分の本性をむき出しにされてしまうような厳しさがあり、
聞き続けるにはパワーがいります。
しかし「聞き続ける」ことが聞法の目的だと思うと、
難しい話も耳に痛い話も聞き続ける、
結局私はそれしか出来ないなぁ、と思いながら座っていました。
幸い、お御堂には同じように聞法する仲間がいるので、心強いです。


護城 美和子