平成21年 お正月

1月1日

年の初め。
また一つ、歳を重ねました。
身内の無病息災を願いたくなるところですが、
それは煩悩の声だ、頼るべきでない、と教えられます。

煩悩の声を180度ひっくり返して下さるのは、先輩方の後ろ姿。
先輩方(生きてる人も亡くなった人も含めて)の声なき声です。
「身内だけ? 命ってそんな狭いもんやったっけなあ〜」
「無病息災? 当てが外れて当たり前なんでないけ〜?」
「当てが外れて不幸になった? 
  それは救われんわ、幽霊は死んだ人の事でない、
  現実を受け入れられないあんたのこっちゃ。」
     →→間違いない、みんなその通りです・・・

こたつの中にぬくぬくとしている時に聞こえてくるのは、煩悩の声。
でも、先輩方を思い出させてくれる場所(仏前)に身を置き、
念仏の仲間と一緒に座らせていただく(仏を念ずる)と、
諸先輩の声なき声が聞こえてくるようです。
(こたつの中では念仏できないという意味ではありません、念のため)

頼るべき声、頼ってはいけない声、
声にはいろいろありますね。
仏に導かれて生活するっていうのは、しんどいですわ〜
自分の本性の声と逆ですもん。
でも、仏のご指摘は間違いないっていう確信が嬉しいですね。


午前6時 朝のおつとめ



納骨堂にて



元旦の風景



しっかり降り込められました。



水墨画の世界



地元、武周のみなさん。



屠蘇をよばれます



念頭のあいさつ



自治会長さんのあいさつの後、乾杯!



二ツ屋町のみなさん。



屠蘇の得意でない方、多数。



例年のごとく、話に花が咲いて・・・



あま〜いお茶をよばれました。



午後には雪もやみ、歩くのも困難なほど樹上からポタポタ、ドサドサ。



雪のあとの青空の美しいこと。