2011年 美和子が聞く

武周のお講さま 2月


当番 こひげさん

午後7時からおつとめ  お茶  法話1席

今月のお講さまは、最近世界中で続発している悲しい出来事や、
人間であることの悲しみを「助けてください!!」と訴えた、
18歳の少女の詩を例にあげながらすすめられました。

私たちは、迷惑をかけると分かっていてもやめられなかったり、
他人の不幸を喜んでしまったり、
どうしようもなくダークな一面を持っています。
理性で抑えられない、どうにもならんものを抱えているからこそ、
お念仏が出てくるという話でした。

でも、実際、この世の中で一番かわいい自分自身を、
どうにもならない存在だと思えません。
しかし、どうしようもないことだらけの、
悲しみの中で生きているというのは、分かります。
嫌な一面も含めた、思い通りにならない自分のいのちを尊いと思う、
悲しみの底にいる時に、そこへ差し込む光が見えたら、
こんなに幸せなことはないのだろうと思いながら聞きました。