平成16年の声明会
(4月〜11月)



4月10日の声明会

たくさんのご参加、うれしい限りです。
小・中・高生から退職された方まで、老若男女いりまじってにぎやかな会でした。
わいわいと、これからの計画を相談しているうちに時間がたちました。
とりあえず、節のある正信偈と、御勧章を練習しようかという話になりました。
その後、御勧章を1通、繰り返し読んでみました。
本物(江戸時代の本)にふれたり、意味を考えてみたりもしました。
最後に、御勧章に書かれていた恩徳讃と、真宗宗歌を練習し、9時に解散。
今回おいでになられなかった方々も、次回にはぜひお越し下さい。
また1人と、仏法の方向に向く方がいらっしゃるなら、これほど嬉しいことはありません。







5月8日の声明会

今回は、行譜正信偈(ふしあり)の前半を練習しました。
「帰命無量寿如来」と「善導独明仏正意」の句頭の音の高さが難しいですね。
お年寄りの方々を見習って、回数を重ねて慣れることが一番だと思います。
上手下手は二の次でいいと思います。
時間があまりありませんでしたが、最後に御勧章を1通拝読しました。
若い方ですが、お父様が往生されてから、
ご家族で毎日お仏壇に向かう方がおいでで、
その方の推薦で「そもそも人間不定の境・・」を読みました。
また、重ねて練習したいと思います。
それに、今日は新しい方もお見えになりました。(背中だけ写ってます・・)
ご遠方を本当によくおいで下さいました。
ご出席のみなさん、それからどなた様も、6月もどうぞお越しください。






6月5日の声明会

節のあるおつとめ・行譜(ぎょうふ)の後半(和讃六首)を練習しました。
六首の和讃(和歌)は、二首一組で音階が上がっていき、
音の低い順に、初重(しょじゅう)、二重(にじゅう)、三重(さんじゅう)と呼ばれます。
今回は、電子ピアノで音を正確にとりながらやってみました。
ピアノの音が耳に残って、私もたいへん勉強になりました。
でも、細かいことは二の次にして、まずはおつとめの調子に慣れるのも大事ですね。
ぶどうゼリーの後は、御勧章を1通読みました。
今日も、現代のかなづかいに直した活字版を使用しました。
ちょっとは身近になったでしょうか?
また機会をみて、このHPにもアップしてみようと思います。
今回も、ご遠方はるばるいらっしゃった方が。ようこそ!
ご出席のみなさん、それからどなた様も、7月もお待ちいたしております。

御勧章を拝読しているところ。
ちょっと真剣・・





7月3日の声明会

今回は、永代経にそなえて、句頭の練習。
五線譜通りにはなかなかいきませんが、
みなさん一生懸命でした。
私も、自己流にならないよう気をつけたいと思います。
コーヒーゼリーの後は、
先日の門徒研修会の話題になり、
特に、医療裁判で医師が和解した例を中心に、
みんなで話をしました。
とても有意義だったように思いますが、
ご出席のみなさん、いかがでしたか?
では、また次週、いっしょにおつとめいたしましょう。








7月10日の声明会

写真のとおり、私たちが前に出ておつとめをしました。
後ろの先輩方のほうも、ずいぶん気合が入っていたようでした。
若い人で、まだちょっと自信がないという方々も、
わざわざ本堂に来られて、一緒にお参りして下さいました。
私は、これも非常に嬉しく思いました。ようこそ。
お寺はみんなの集う所、気楽にお越しいただけるのが一番です。
しかし、雷にあわなくてよかった・・







8月14日の声明会

今日は、おみえになった二人の方と相談して、
舌々(ぜぜ)正信偈を初めて練習しました。
節のない、棒読みの正信偈です。
お葬式の時を始め、満中陰までの七日参りなどに勤めますし、
毎日、お内仏で舌々をつとめる方もたくさんいらっしゃいます。
ちょっと佛光寺派のくせがありますが、基本は棒読みですから、
決して難しいものではありません。
みなさんもぜひ。
お待ちしております。







9月4日の声明会

今回も、舌々正信偈をつとめました。
和讃は、「十方微塵世界の・・」と「如来大悲の恩徳は・・」の2首。
五線譜ではなかったので、和讃が難しく感じられたかもしれませんが、
歌と同じで、同じメロディで歌詞が1番、2番、3番と変わるようなもの。
昔の人にとっては、おつとめが歌だったんでしょうね。
足元の悪い中をようこそおいで下さいました。






10月23日の声明会

今日は子供たちが参加。
どの子も正座は苦手ですが、
舌々正信偈は上手にできました。
お茶の時には、
報恩講直後の内陣を見学。
ゆっくり見ていただけたことと思います。
みなさんのお寺ですからね。
寒くなりますが、次回もお待ちしています。







11月6日の声明会

先日、参加されている方の愛犬が
交通事故で死んでしまったそうです。
武周をひょこひょこと歩き回る、愛嬌のある犬でした。
飼い主のご夫婦は、その晩、初めておふたりで
正信偈をあげて、お通夜をしたそうです。
しばらくは、順調におつとめできたそうですが、
最後のほうは舌々のようになってしまったと苦笑されてました。
悲しい中にも、心強くあたたかい感じがしました。
来年も、みなさんと一緒に練習したいと思います。









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